2024年!サンタクロースエクスプレスに乗ったブログ|寝台列車でヘルシンキからロヴァニエミへ
フィンランドのヘルシンキに行くついでにロヴァニエミに行こうかなと考えている人もいるんじゃないでしょうか?
ヘルシンキからロヴァニエミに行く方法は、飛行機のほかにサンタクロースエクスプレスっていう寝台列車があるみたいだね。
飛行機よりは時間がかかりますが、ヘルシンキからロヴァニエミに行く手段としてサンタクロースエクスプレスに乗るのはとってもおすすめです!
ここでは、サンタクロースエクスプレスに乗るかどうか迷っている皆さんに向けて、2024年1月にサンタクロースエクスプレスの寝台車に乗った経験を詳しく書いていきたいと思います。
サンタクロースエクスプレスに乗ってオーロラを見に行こう!
サンタクロースエクスプレスは、フィンランドのヘルシンキからロヴァニエミをつなぐ夜行列車で、なんと「寝台車両(コンパートメント)」もある列車なんです!
寝台列車に乗ってサンタクロース村に行くなんて素敵!しかも寝台列車なら物価の高いフィンランドでホテル代も節約できる!
ということでもともとはフィンランドのヘルシンキだけ観光しようと思っていたのですが、サンタクロースエクスプレスに乗って北部のラップランドにある街・ロヴァニエミに向かうことにしました。
ちなみにロヴァニエミはどんな街なのかというと、サンタクロース村で本物のサンタクロースに会えることでも有名ですが、
運がよければオーロラも見れるらしいのです!このほかにも色々な雪にまつわるアクティビティを体験することができるみたいです。
サンタクロースエクスプレスの予約方法
サンタクロースエクスプレスのチケットは代理店から買うこともできますが、VR(フィンランド国鉄)の公式サイトで予約するのが一番おすすめです。
VRの公式サイトからサンタクロースエクスプレスのチケットを予約する方法については、こちらの記事で詳しく書いてあるので読んでみてくださいね!
サンタクロースエクスプレスに乗車したブログ
ここからは、2024年1月にサンタクロースエクスプレスに乗車したときの体験談を書いていきたいと思います。
22:45 ヘルシンキ中央駅へ
23時13分発の列車を予約していたので、22時45分にヘルシンキ中央駅に到着しました。
電光掲示板を見てみると、遅れている列車(赤い表示)もかなりありそうな雰囲気。
1時間以上遅れている列車もある中、私の乗る予定の列車は定刻通り出発する雰囲気!さっそく7番線に向かいます。
ホームにでると、すでに列車が並んでいます。ちなみに改札はなかったのですぐにホームに入れます。
7番線にいくと・・・サンタクロースエクスプレスらしき列車が!
出ました!サンタクロースエクスプレス!!長ーい列車です!謎のキャラが出迎えてくれました。
しばらく歩くと、やっとサンタさんのマークを見ることができました!これを見たかった~!
23:00 サンタクロースエクスプレスの個室へ
さっそくサンタクロースエクスプレスの車内に入って、個室を探します。
4人部屋なのかなと思っていたら、まさかの2人部屋!(ほかの部屋も2人部屋だった)。移動で疲れ切っていたので、プライベート空間が保たれているのはすごいありがたい。
部屋の中はこんなかんじで、快適そう。
ただし荷物の収納スペースはないので、バカでかいスーツケースを持っていくと狭くなりそうでした。
コンセントはいたるところにあります。なんと定員2名の部屋に5つもありました(笑)
個々のベッドの上にもコンセントはあるので、充電には困らなそうです。
サンタクロースエクスプレスはWi-Fiも完備
サンタクロースエクスプレスは、なんとWi-Fiも完備されていました!けっこうさくさく通じます。
サンタクロースエクスプレスはアメニティも豊富
サンタクロースエクスプレスは寝台列車なのに、ちょっとしたアメニティもありました。まずはこの手洗い場に、紙コップまであります。
石鹸らしきものもありました。
ベッドを登ってみると・・・
水とタオルまで用意してくれています~!助かる!
サンタクロースエクスプレスは部屋に鍵がかかる!
さらにさらにこのサンタクロースエクスプレスの個室、部屋に鍵がかかるみたいなんです!
正直、寝台列車にセキュリティなんて求めていなかったので、びっくりしました。
こんな感じで各部屋に、部屋の鍵が2つとシャワーの鍵が用意されていました。
サンタクロースエクスプレスのトイレは綺麗
各車両にトイレがあるのですが、トイレの状態も綺麗です。サンタクロースエクスプレス、ここまで全く言うことなし、快適すぎます。
23:13 ヘルシンキ中央駅を定刻通り発車!
車内の探検をしていると、定刻通りヘルシンキ中央駅を発車です。この瞬間が一番わくわくする~!
発車してしばらくしたら、車掌さんが部屋にきてチケットの提示を求められました。VRなどで予約したチケットの画面を見せればOKです。
もう夜ご飯も食べていたので、ヘルシンキのスーパーで買った生絞りオレンジジュースを飲んで寝ることにしました。
お布団も枕も快適!寝台列車は音がうるさくて寝れないこともあるのですが、さほど音も気になることはなく、あったかい車内でぐっすり寝れました。
9:15 起床、朝食がとどく
9時ごろに起床すると、都会的なヘルシンキとは一転、森と雪景色が広がっていました。
VRでチケットを予約する際に、11.9ユーロの朝食も事前に注文していたので、9時半ごろに車掌さんが朝食を届けにきてくれました。
温かい紅茶を飲めるのがありがたい。
ヨーグルトにはスーパーで買ってきたブルーベリーものせて食べてみました。ヘルシンキは物価高いですが、ブルーベリーはそんなに高くなくてよかったです。
10:00 食堂車を見に行く
まだ何か食べれそうと思ったので、食堂車を見に行くことにしました。
食堂車、カフェみたいになっています。夜も営業しているみたい(なんと夜中の2時ごろまで!)です。
メニューらしきものもありました。さっき食べた朝食メニューしか頼めないみたいだったので、ここで食べるのはやめました。朝食メニュー以外(スープとか)は11時から注文できるみたいです。
10:10 サンタクロースエクスプレスのシャワーは使えず
食堂車の帰りにシャワー室を見つけたので、部屋に置いてあった鍵をさしてみました。ところが、鍵をさしても開かず…。シャワーを使うには予約が必要なのかもと思いました。
そんなこんなをしていると、だんだんロヴァニエミに近づいてきます。
13:00 ロヴァニエミに到着!
13時、やっとロヴァニエミに到着です!11時3分着の予定が、2時間ほど遅れました。遅れたことを除けば、本当に快適な電車の旅でした。もはやずっと乗っていたかった。
機内アナウンスはフィンランド語と英語なので、降り忘れの心配もなさそう!
電車を降りて外にでると・・・ロヴァニエミ、雪一色の世界です!たしかにサンタクロースがいそうな雰囲気。
慣れない雪に転んでいる子どももいました。わかる。
なんと、外は-26℃です!これは人生の最低気温だ!
電車から降りて寒すぎたので、駅の隣にあるカフェレストラン「Rovaniemen Asemaravintola」に逃げ込みました。
ここのカフェはコーヒーもおいしく、お昼ご飯も食べれました。
ご飯を食べたら、タクシーの配車アプリも利用できなかったので、-26℃の中、歩いてホテルを目指すことになりました。
ロヴァニエミでおすすめの宿泊施設・ホテル
真冬のロヴァニエミは寒すぎて長くは歩けないので、湖に近いリゾートの方ではなく、駅から歩いていける範囲の中心部のホテルに宿泊するのがおすすめです。冬は観光シーズンなので、早めに予約しないと売り切れてしまうため注意です!
アークティック シティ ホテル
アークティック シティ ホテルはロヴァニエミ駅からバスに乗って7分の場所にあるホテル。ロヴァニエミの中心地にあり、サンポケスクス・ショッピングセンターから徒歩2分です。
オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ロヴァニエミ
寒い国であったら安心のソコスホテル。ホテルチェーンで安心のクオリティで、ロヴァニエミ駅からバスで12分の立地です。さらにサウナもついているので、冬でもあったまれますね。
First aparthotel Blitzen
本当はこうしたホテルに泊まりたかったのですが、予約をするのが遅くて売り切れてしまっていたため、私はホテルではなくアパートメントに泊まりました。
フロントがないため鍵の受け渡しなどが若干めんどくさいですが、ホテルよりも比較的安く泊まれるのでアパートメントもおすすめです。
このアパートメントはロヴァニエミ駅から歩いて約15~20分と冬でもなんとか徒歩でたどり着けるほどの距離にあり、アパートメントですが着いた瞬間から暖かくて快適でした。
最後に サンタクロースエクスプレスはとても快適
ここまで、サンタクロースエクスプレスに乗ってみたときの体験談を紹介してきましたが、いかがでしたか?
今まで寝台列車に何回か乗ったことがあったのですが、正直サンタクロースエクスプレスが一番快適だなと思いました。トイレも綺麗だし、個室に手洗い場があるし、部屋に鍵がかかるし…もはやホテルでした。
もしもヘルシンキからロヴァニエミに行く予定がある場合は、ぜひこの夜行列車に乗ってみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。