旅の準備・困りごと

ロヴァニエミでオーロラ鑑賞をする服装は?真冬のフィンランドに行ってみた

ishiyamaharu
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フィンランドのロヴァニエミでオーロラを見てみたいけど、真冬は寒すぎるかな?と悩んでいる人もいるんじゃないでしょうか。

いちこちゃん
いちこちゃん

真冬のロヴァニエミは-20℃近くになるって聞いたけど、どう防寒対策したらいいのかな?

この記事では、真冬のロヴァニエミへ行きたい皆さんに向けて、2024年1月初旬にロヴァニエミでオーロラツアーに参加した経験から、真冬のロヴァニエミで必要な服装・装備をご紹介していきます!

真冬のフィンランド・ロヴァニエミの気温は?

フィンランドのロヴァニエミでオーロラ鑑賞をしたいけど、真冬はどのくらい気温が下がるんだろう?と戦々恐々としている人も多いんじゃないでしょうか。

私が2024年1月初旬にロヴァニエミに行った時は、昼間でも-26℃、夜には-30℃まで気温が下がっていました。

石山はる
石山はる

私が行った時は寒波だったらしいのですが、1月のロヴァニエミはだいたい平均で-11℃になるようです。

-26℃…だと!?

ロヴァニエミの一年間の気温

1月はロヴァニエミでも一番寒い季節です!ロヴァニエミの年間の平均気温は以下のようになっています。8月でも最低気温が9℃なんですね。さすが北極圏!

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
-8℃-7℃-2℃4℃10℃16℃19℃16℃10℃3℃-3℃-6℃
-14℃-13℃-9℃-3℃3℃8℃11℃9℃4℃-1℃-7℃-12℃
(出展:Weather Spark)
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1月のロヴァニエミでオーロラ鑑賞をした時の服装

それでは、ここからは私が1月のロヴァニエミでオーロラ鑑賞をした時の服装を紹介していきます!

ロヴァニエミのオーロラ

オーロラ鑑賞はツアーにもよるかもしれませんが、長時間、外でオーロラが出るのを待つことになります。私の場合は-30℃の中、およそ2時間は外にいました

ですがこれから紹介する装備を最低限そろえておけば、真冬のオーロラ鑑賞も耐えられると思います。

真冬のオーロラ鑑賞の服装チェックリスト
  • 長袖のヒートテック
  • 長袖のニット
  • ウルトラライトダウン
  • 風を通さないダウンジャケット
  • 厚手のタイツ
  • 長ズボン
  • 風を通さない長ズボン
  • 厚手の靴下
  • 防水・防寒ブーツ
  • ホッカイロ
  • ニット帽
  • マフラー
  • フェイスウォーマー・目出し帽
  • 手袋2枚

真冬のロヴァニエミの服装:全体像

まずはこちらの写真をご覧ください。これはロヴァニエミに到着した当初の私の服装です。できるだけ顔の表面を出さないようにマフラーで鼻を隠しています。

昼間のロヴァニエミはまだこの格好で耐えられたのですが、夜に長時間外にいるのはこれだと辛いと思いました。というのも、これで呼吸をするとマフラーに水滴がつき、さらに水滴が凍ってしまい結局冷たくなってしまったのです。

ロヴァニエミに来た当初の装備

なので、現地のスーパーで追加で鼻まで隠れるフェイスウォーマーを買いました。こんな薄っぺらい生地で大丈夫なのかと思ったのですが、これがかなり大活躍。顔の表面の肌も守れるし、何より呼吸した部分が水滴にならずに温かいままでした◎

装備の最終形態はこれ

真冬のロヴァニエミの服装:上半身

真冬のロヴァニエミでオーロラ鑑賞をしたときの上半身は、以下のような装備をそろえていました。

  1. 長袖のヒートテック
  2. 長袖のニット
  3. ウルトラライトダウン
  4. 風を通さないダウンジャケット
  5. ホッカイロ
  6. ニット帽
  7. マフラー
  8. フェイスウォーマー・目出し帽
  9. 手袋2枚

この中で特に重要なのが、風を通さないダウンジャケットとフェイスウォーマー、手袋です。

風を通さないダウンジャケット

ウインドブレーカーの機能があるダウンジャケットをユニクロのウルトラライトダウンの上に着るとかなり温かかったです。

特に、私が着ていったジャケットのように、顔回りも守ってくれるタイプがいいと思います。顔回り、本当に冷えてつらいので…。

顔回りも守ってくれるタイプがおすすめ

フェイスウォーマー

フェイスウォーマーは前述のとおり、できるだけ顔の表面の皮膚を出さないようにするために絶対に必要です。

現地の寒さに強いガイドさん以外は全員、何かしらの方法で鼻まで覆い隠していました。

ロヴァニエミで買ったフェイスウォーマー

手袋

手袋は2枚持っていった方がよくて、できればスキーで使うような頑丈なものを一つ用意した方がいいです。

私はこの写真の2つを持っていきました。ピンクの手袋は、登山用の手袋で元旦の氷点下の中使ったこともあったため、この手袋にもう一枚適当な手袋を重ねればいいやと思っていましたが、この考えがよくありませんでした。

寒いところにずっといると指先からやられていくので、適当な手袋じゃなくて、スキー用の手袋を買って行けばよかったと後悔しました

私が持っていった手袋

真冬のロヴァニエミの服装:下半身

真冬のロヴァニエミでオーロラ鑑賞をしたときの下半身は、以下のような装備をそろえていました。

  1. 厚手のタイツ
  2. 長ズボン
  3. 風を通さない長ズボン
  4. 厚手の靴下
  5. 防水・防寒ブーツ
  6. ホッカイロ

この中で特に重要なのが、厚手の靴下と防水・防寒ブーツです。

厚手の靴下

私が履いていた靴下は、登山でも使うような厚手の靴下でした。これを履いていても指先が死ぬほど冷たかった(しもやけ寸前)ので、心配な人は靴下を2枚履きしてもいいかもしれないです。

登山とかで使うやつ

防水・防寒ブーツ

ヘルシンキだとまだスニーカーとかお洒落な靴を履いている人もいたのですが、ロヴァニエミでは絶対に防水・防寒ブーツがおすすめです。

ですがロヴァニエミでは防水・防寒ブーツを履いてても全然寒いです。オーロラを待っている間はずっと凍った湖の上にいたのですが、寒すぎてブーツの中が濡れていないのに濡れているような感覚を覚えて怖かったです。

これでも寒かった

真冬のロヴァニエミで服装について後悔したこと

これでもかというほど日本で防寒対策をしていったのですが、それでもつらい部分がありました。それは、「足先指先の寒さ」です。

指先が寒すぎたので日本から持っていったホッカイロをブーツの中にいれてみたのですが、30分ももたずにホッカイロの温かさが消えるくらいの異常な寒さでした。

ペットボトルの水もすぐ氷る

なので、手足の防寒をもう少し頑張ればよかったなと思いました。

例えば、

  • 靴下を2枚履く
  • ホッカイロを入れられる靴下を履く
  • スキー用の手袋を買う
  • もっと丈夫なブーツを買う

などの対策があったかなあと後悔しています。最終的に寒すぎてツアーのみんなオーロラどころじゃなくなっていたので(笑)

最後に 最大限の準備をしてロヴァニエミへ行こう

ここまで、真冬のロヴァニエミでオーロラ鑑賞をしたときの服装について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたか?

1月のロヴァニエミは死ぬほど寒い(というか防寒対策をしないと冗談抜きで死ぬ)ので、最大限の準備をしてオーロラ鑑賞を楽しんでくださいね!

楽しいフィンランドの旅をー!最後まで読んでくださりありがとうございました。

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石山はる
石山はる
ひとり旅好きなOL
ひとり旅が好きな社会人5年目のOL。これまでに海外31ヶ国、国内38都道府県を旅してきた。胃腸が弱く、海外で食べ物を口にするのが怖い。信じられるのはコーラとビールだけ。旅のスタイルは、長期バックパッカーから日帰り小旅行まで様々好き。小心者かつ英語も話せないような女子大生だったが、試行錯誤の末に世界一周もできるように。これまでに得た女ひとり旅のノウハウや、旅の面白さを発信します!あ~はやく長期休みにならないかな。
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