【体験談】返金されない?ベトジェットエアから払い戻しされる方法!ほとんどがクレジットシェルになるよ
ベトナム初のLCC(格安航空)であるベトジェットエア。日本から格安でベトナムやインドなどに行けるということで、最近注目が集まっている航空会社です。
ですが!ベトジェットエアの評判は他のLCCと比べてもよくなく、「欠航になっても払い戻しされない」とか「24時間前にキャンセルしたのに返金されない」といった噂をよく聞きます。
ベトジェットエアをいざキャンセルしたい時とか、もしも欠航になってしまった時には、どうすれば返金されるの?
この記事では、いまベトジェットエアから返金されずに困っている皆さんに向けて、ベトジェットエアと交渉をして払い戻しを勝ち取った経験をもとに、ベトジェットエアをキャンセルした際に返金される方法についてご紹介してきます。
ベトジェットエアはキャンセル時に返金されないの?
返金されないと噂のベトジェットエアですが、キャンセルや欠航時に本当に返金されないのでしょうか?
私が2023年に実際にベトジェットエアに乗った時は、幸いそのようなトラブルはなかったのですが、ネットで調べると「返金されない」という噂も目にするので不安になりますよね。
結論から言うと、ベトジェットエアは返金・払い戻しをしてくれるようです。ただ、欠航になった場合と自分都合でキャンセルした場合だと、以下のように対応が分かれてきます。
- 欠航の場合・・・現金で返金してくれる
- 自己都合でキャンセルする場合・・・クレジットシェルで払い戻しされる
この2パターン以外に、フライトの日程やルート変更、無連絡キャンセル(ノーショー)の場合でも、航空券のランクによってはクレジットシェルで返金される場合があります。詳しくはこちらのベトジェットエア公式ホームページに記載されています。
ベトジェットエアのクレジットシェルとは?
ベトジェットエアのクレジットシェルとは、返金を受けるときに現金の代わりに付与される、ベトジェットエアでしか利用できないポイントのようなものです。
ベトジェットエアのホームページでは「オープンチケット」とも呼ばれています。
自己都合で航空券をキャンセルする場合は、現金ではなくクレジットシェルでの払い戻しとなり、クレジットシェルの有効期間は1~2年間となっています。(航空券のクラスにより有効期間は変わる)。
ベトジェットエアから返金・払い戻しを受ける方法
ベトジェットエアから返金を受ける方法はいくつかあるようです。電話が通じなかったり、メールの返信が遅かったりする場合もあるようなので、ここでご紹介する方法をいくつか試してみるのがいいかもしれません。
返金を受ける方法①ベトジェットのサポートにEメール
返金を受ける方法として、まず一つ目はベトジェットエアのサポートに直接Eメールを送る方法があります。
この場合、日本語対応はしていないので、英語かベトナム語で交渉する必要があります。
- Eメール・・・19001886@vietjetair.com
返金を受ける方法②ベトジェットエア日本代理店に連絡
2つ目の返金を受ける方法として、ベトジェットエアの日本代理店に連絡する方法が考えられます。
- 電話・・・+81 3 5937 0821
- FAX・・・+81-3-6455-0196
- Eメール・・・ vj-contact@vietjetair-wcc.jp
「基本的にはこの代理店経由でベトジェットエアのチケットを購入した人しか対応してもらえない」という情報も多く見受けられるので、直接公式ホームページで購入した人や他の代理店で購入した人は、①にメールするしかない可能性もあります。
ただ、この「+81 3 5937 0821」という電話番号は、ベトジェットの日本のコールセンターという位置づけにもなっているようなので、電話してみる価値はありそうです。
実際に日本からかける場合は「03 5937 0821」になるよ。
【体験談】二重予約によるキャンセルでもベトジェットから返金・払い戻しされた
ここからは、二重予約してしまったベトジェットエアの航空券をキャンセルしたときに、ベトジェットエアともめつつも払い戻しを勝ち取ったという経験がある友達がいるので、ここからはそのしょうゆちゃんに解説していってもらいます。
しょうゆちゃん、よろしく~!
はーい!じゃあ間違えて二重予約をしてしまった時に、ベトジェットからクレジットシェルで払い戻しを受けた時の体験談を話していくよ。
ベトジェットエアのチケットを二重予約してしまった
2023年に、成田→ハノイ、ホーチミン→成田で航空券を取って、ベトナム入国後のスケジュールを決めずに一週間ほど旅行した際の話です。
ハノイでの観光3日目の朝、そろそろ主要な観光地も回ったしホーチミンに移ろうかと、ベトジェットで国内線ハノイ→ホーチミンの翌日便を予約。
ハノイの疲れを落として次へ!と思いマッサージの予約を待ちながらメールを確認していたら、新着に ”Your HAN – SGN flight ticket is almost sold out”というショッキングな件名が!
開いてみると、予約したはずの便名とともに”Hurry up and book your ticket to get the best price!”との煽り文句。
あれ?と思ってメールボックスを検索してみたところ、Viet jet airからの予約確認メールは見当たらず。
予約完了の画面まで見たはずだけどな、と思いつつもマッサージの時間が迫っていることもあって、急いでもう一回チケットを予約してしまいました。
マッサージが終わり、そういえば先の予約画面でスクショとってたな…と思い出し、viet jetのサイトでmy bookingにreservation codeを入力してみると、ばっちりとれてました!はい、二重予約!
ベトジェットエアにチケットのキャンセルを要請
そこで急いでサポートに1件目の予約で確認メールが来ていなかったこと、プロモーションのせいで誤解したことを説明して、キャンセルを要請。
該当フライトや状況確認のメールを2往復程度したところで、翌日(フライト当日)の朝に、こんなメールが届きました。いやに項目が細かい便確認用のメールです。
ベトジェットエアからはキャンセルできないという返答が
すべての項目を入力してメールを返信すると、サポートから、
”確かに2便の予約時刻が近く、誤解したせいだというのはわかった。”
”しかし、24時間前まではキャンセル可能だが、もう期限を過ぎているので無理”
という返答がきました。
最初から24時間前まではWebフォームから申請すれば返金できるよって案内してくれ。尋ねた時点では28時間くらいあったぞ!
ベトジェットエアからクレジットシェルで払い戻しを受ける
引き下がるのも悔しいので、「依頼時点では24時間以上前だった!」と粘りながら交渉を続けると、日本へ帰国したあたりで突然
”わしの間違いや、なかったことにしてくれ。返金するわ。”
というメールが。
やったー!と思ったけど、よくよく読んでみると
”ただし、ベトジェットエアの新規予約をecoかupperで行ったときに限り使えるクレジットシェルで”
“有効期限は1年後”
”手数料は17SUDだ”
“使うときは登録した携帯番号で電話してこい”
というありがたいご案内。
これは年内にもう一度ベトナムに行くしかない…!
恐るべし、ベトジェットエア。
(そもそもうっかり二重予約したのは自分なのと、クレジットシェルとはいえLCCなのにキャンセルができるという、寛容な航空会社だとは認識しています!ありがとうベトジェットエア!)
ベトジェットエアとの交渉は一週間くらい時間がかかったみたいだけど、無事にクレジットシェルで払い戻しを受けられたんだね!あきらめない姿勢、だいじ!
【後日談】まさかのクレジットシェルを使えず
※2023年11月に後日談を追記!
ベトジェットエアからクレジットシェルでの返金を認めてもらえたしょうゆちゃん、後日またベトジェットエアを利用する機会があったためクレジットシェルを使おうとしたそうです。ですが…。
まさかの、クレジットシェルを使えなかったよ!!(涙)
その顛末を説明していくね。
①予約時の決済手段に後払いを選択して、②ベトナムのカスタマーサポートに国際電話をかけて適用を受けた後、③後払いでクレジットシェルを利用して残額を通常決済というメチャクチャ面倒な手順ですが、暇なので気合を入れて使おうとしてみました。
日本の回線からだと国際電話になるので、まずは日本支店(03-5937-0821)に電話をかけるも一切つながらず。次に、あきらめてベトナムのカスタマーサポートに電話をしたのですが、メールで返金してもらえると案内を受けたと説明してもかなり強い口調で
返金は無理。
と、驚きの対応。
こちらも「今使わないと絶対もうチャンスはない!」という決意で挑んでいるので、返金に至るまでの経緯をメールの日時まで伝えながら根気強く説明していくと、オフィサーに確認すると保留タイムに突入。そこからたっぷり10分保留のまま待たされた結果、
メールは間違い。返金は無理。
という回答が!
レガシーキャリアのような丁寧な対応とか無理にルールを曲げてまで返金しろとは思わないけど、さすがに間違えたことに謝罪の一言くらいあってもいいんじゃない?という怒りと、国際電話代が8,000円で大赤字の悲しみで、その後ホーチミンでいっぱいビールを飲んじゃいました。
※ベトナムの有名クラフトビールHoaVien直営のビアホールは、ビール・フードが美味しいのはもちろん、店の中心に鎮座する艶々のタンクや歴史を感じる木の内装、老舗のプライドをもったスタッフが作り出す空間は居心地がよくとてもおすすめ。
うーん。ビールはおいしかったけど、やはり許せないベトジェット…!やはりLCC…!
そもそもLCCで返金の夢を見られただけ寛大なのかも。あと、イレギュラーではない返金パターンだとすんなりいく…のかもしれない。また次の予約ミスで検証します!
Trip.comならベトジェットと返金交渉してくれる
しょうゆちゃんの体験談から分かるように、キャンセル時の返金についてベトジェットエアと交渉するのはなかなか骨が折れる作業です。
万が一、キャンセルや時間変更といった手続きが必要になったとき、Trip.comで航空券を買っていれば、そうしたベトジェットエアとの交渉はすべてTrip.comが行ってくれます。
なので、もし自分で交渉するのに不安がある場合は、Trip.comで航空券を購入するのが安心かもしれません。
最後に LCCなのに返金してくれるのは優しい
ここまで、ベトジェットエアで返金を受ける方法や、実際に払い戻しを受けた経験談を紹介してきました!
直接交渉するとなると払い戻しの手続きが煩雑なうえに、有効期限つきのクレジットシェルでの払い戻しにはなりますが、LCCなのにキャンセル時に返金をしてくれるのはありがたいですね。
私もまたベトジェットエアでベトナムに行こうかなと思います。
それでは皆さんもよい旅を!
最後まで読んでくださりありがとうございました。