ホーチミン旅行記!2泊3日ベトナム女一人旅のブログ
ベトナム・ホーチミンは日本から比較的行きやすい海外旅行先として、一人旅に行ってみたいと思う方も多いのではないのでしょうか。
私もホーチミンに行ってみたいんだけど、2泊3日で足りるかな?2泊3日だとホーチミンでどんなことができるんだろう?
あと持ち物とか予算とかも気になるなあ~
この記事では、そんないちこちゃんのような方にむけて、2023年に私がホーチミンに旅行に行った時のことをブログ・旅行記形式でつらつら書いていくほか、持ち物や予算についてもお伝えしていこうと思います~!
ベトナム・ホーチミン旅行2泊3日の日程・モデルコース
コロナ明け一発目の海外旅行として、2023年6月にベトナム・ホーチミンに2泊3日で行ってきました!旅程はこんなかんじです。
1日目 | 8:55 成田空港発 12:55 ホーチミン着 ホテルマジェスティックサイゴンでカフェ Home kitchen Xứ Quảng で夜ご飯 ブイビエン通り M barでカクテル |
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2日目 | クチトンネルとメコンデルタツアー La Corto で夜ご飯 |
3日目 | ベトナム戦争証跡博物館 タンディン市場 ホテルのプールでだらだら noir. spa でスパ ハイランズコーヒーでひと休み 23:20 ホーチミン発 7:40 成田空港着 |
行きは早朝発、帰りは深夜発という、現地の滞在時間をたっぷりとれる飛行機のチケットだったので、やりたいことを詰め込めて大満足の3日間でした!
しかも往復で約1万6千円と格安で、ベトジェットエアさまさまです。
ベトナム・ホーチミン2泊3日旅行の予算相場
ホーチミンを2泊3日した場合の予算の相場を、大手の旅行代理店で調べてみました。
ホテルの種類 | 予算相場 |
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スタンダードクラスホテル | 3万9,800円~11万2,000円 |
デラックスクラスホテル | 7万4,800円~18万2,000円 |
こちらは全日自由行動のツアー料金なので、現地ツアーや飲食の料金を合わせると、プラスで2~3万円もっていくと安心です。
ホーチミン旅行2泊3日を個人手配した場合の料金
HISやJTBのようなツアーで予約するのではなく、個人手配で予約する方法もあります。私はtrip.comで航空券とホテルの予約をしました。trip.comは航空券の予約をするとホテルも割引になるのでありがたかったです。
料金種別 | 料金 |
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航空券 | 約1万6,000円 |
ホテル(五つ星) | 約3万円 |
成田空港からホーチミンまでの航空券と五つ星ホテルのホテルマジェスティックサイゴン2泊分で、合計約4万6,000円ですませることができました。
HISなどの旅行会社のツアーだとデラックスホテルの最安値が7万4,800円からということを考えると、trip.com経由だと約3万円分安くなりました◎
ベトナム・ホーチミン女一人旅の持ち物
ホーチミン2泊3日ひとり旅の持ち物は、約35リットルのリュックサックに余裕でおさまるくらいで事足ります。具体的には以下のようなものをもっていきました。
- パスポート
- 現金(100ドルあれば十分)
- スマートフォン
- esim(事前に準備)
- クレジットカード(海外旅行保険つき)
- 長袖の羽織りもの
- サンダル
- 腹巻きポーチ(貴重品収納用)
- 約35リットルのリュックサック(メインバッグ)
- ボディバック(街歩き用)
- 下着2組
- 着替え1組(足りなくなったら洗濯or現地調達)
- 化粧品
- スキンケア用品
- 充電器(日本で使っているものでOK、変換器は不要)
- 帽子
- ネックピロー
- 水着
- 圧縮袋
ホーチミンひとり旅の持ち物やパッキングのポイントについてはこちらの記事でさらに詳しくご紹介しています~!
特にひとり旅だと現地ですぐにインターネットが使えるかどうかは大事ですよね。eSIMをあらかじめ用意しておくと、タンソンニャット空港に着いらすぐにインターネットに接続できるのでおすすめです。入国審査は長蛇の列になっていますが、ネットにつながると暇つぶしにもなっていいです。
私もホーチミンに行った時、実際にiPhoneSEの第二世代でeSIMを使ってみたのでこちらもあわせてご覧ください!
ベトナム・ホーチミンは英語が通じる?
ベトナム・ホーチミンではほとんどの場所で英語が通じたので、ベトナム語が分からなくても全く不自由を感じませんでした。
なので私が現地で使用したベトナム語は、ありがとうという意味の「Cảm ơn」(カムオン)くらいでした。
ベトナム・ホーチミンのタクシーには要注意
ベトナムはタクシーがぼったくりをすることで有名です。ですが、ホーチミンはまだ地下鉄などが整備されていないのでタクシーやバイクタクシーを使用しないと市内観光は難しいです。
なので、ぼったくりに合わないためにも、ベトナムでタクシーを利用する際は、「Mai Linh Taxi(マイリンタクシー)」か「VINASUN TAXI(ビナサンタクシー)」のどちらかを使ってください。この2つは大手のタクシー会社なので比較的安心とされています。
私はこのことをすっかり忘れており、ホーチミンのタンソンニャット空港でこの2社以外のタクシーを使用したら、案の定ぼったくりにあってしまいました(後述します)。
個人的にはホーチミンでタクシーを使う際には「Grab(グラブ)」というアプリを使うのが一番おすすめです。Grabはベトナムのタクシー配車アプリで、Uberのようなものです。
Grabは事前に料金が分かるほか会計もアプリ上ですまされるため、ぼったくりにあう心配がありません。ただ、タクシー運転手のようにたくさん話しかけてくる運転手がほとんどいない印象だったため、現地の人と話す体験をしてみたいというような方は一度はタクシーに乗ってみるのもいいかもしれません。
【1日目】ホーチミン旅行記・ブログ
13:30 ホーチミンのタンソンニャット空港に到着
今回はベトジェットエアというベトナム初のLCCで、朝の8時55分に成田空港を出発、ホーチミンに12時55分に到着するはずが、30分ほど遅れて到着しました。
ベトジェットエアは初めてでしたし、往復約1万6,000円という安すぎる料金だったのでとても緊張していたのですが、多少の遅れだけですんだのでほっとしてベトナムに上陸しました。
入国審査の長蛇の列をぬければ、やっとベトナムに入国です!LCCで預け入れ手荷物もなかったのはよかった。
14:30 タンソンニャット空港のタクシーにぼったくられそうになる
空港からはタクシーで市内のホテルに行くことにしました。Grabという方法もあるのですが疲れていたので空港前のタクシー乗り場で適当なタクシーに乗り込みました(これがあとで後悔するはめになります…)。
ホテルマジェスティックサイゴンまでお願いします
グーグルマップを見せながらタクシーの運転手に目的地を伝えると、「OK」ということでタクシーが走りだしました。タクシーの運転手は「どこからきたの?」「日本人はおおいんだよね~」など陽気にしゃべり続けています。
はじめは私も相槌をうったりしていたのですが、なかなか目的地に着かないので不安になってきました。グーグルマップで確認すると、目的地のホテルマジェスティックサイゴンとは全然違う方向に行っているような気がしました。
「どこに向かっているの?」と聞くと、「ホテルニッコーサイゴンだよ」という返答が。
いやいや、ぜんぜんちがうんだが。ホテルマジェスティックサイゴンだしグーグルマップも見せただろうが!!
おそらくホテルニッコーサイゴンを経由することで余分にタクシー代を請求しようとしていたのかと思います。それにしてもさっきも空港近くの道の通行料のおつりも返してこないし、この運転手への不信感が募りまくりです。そこで、
- 目的地を間違っている
- 信用できないので今すぐタクシーから降ろしてくれ
- このタクシーの写真を撮ったので空港に抗議する
などということを伝えたら、急に態度が変わり、「日本人はこのホテルによく行くから間違っちゃったよ~」と言われ、遠回りした分を引いた価格で無事にマジェスティックサイゴンまでたどり着くことができました。ふう。
15:30 ホテルマジェスティックサイゴンに到着、カフェで一休み
ぼったくりタクシーに疲れ切った私ですが、無事に今回の旅の目的地、ホテルマジェスティックサイゴンに到着しました。
マジェスティックサイゴンはホーチミンの観光地にもなっている歴史あるホテルで、作家の開高健も宿泊していたことがあるということを聞いていたので、とても楽しみにしていました。
入った瞬間、すごくほっとするというか安心感があるホテルです。
夕飯まで時間があったので、ホテルのカフェで一休みすることにしました。1階にある「CATINAT LOUNGE」というカフェですが、15時半ごろに行ってもオープンしていました。
さすがは五つ星ホテルのカフェ、ビール一杯で9万ドル(約540円)以上はしたと思います。ビールに豆腐と桃の冷たいデザートもたのみました。ほっとします。
19:00 Home kitchen Xứ Quảng でベトナム料理
ホテルでひと休みしたあとは、夜ご飯です。ホーチミンで駐在をしている友人がいたので、友人がおすすめしてくれた「Home kitchen Xứ Quảng」というレストランで一緒にご飯を食べることになりました。
Home kitchen Xứ Quảngはホテルマジェスティックサイゴンからタクシーで約7分ほどの場所にある、ベトナム料理の食べられるレストランです。
生春巻きやフォーなど、日本でもよく見るようなベトナム料理だけではなく、初めてみるような料理がたくさんありました。
20:30 ホーチミン人民委員会庁舎
レストランでご飯を食べたあとは、夜のホーチミンを散策することにしました。ホーチミンの住人は昼間は家の中にいて、涼しくなってきた夕方から動き出すので、夜でも人が街にあふれていました。
ホーチミン人民委員会庁舎はホーチミン市の中心部にあり、市民の憩いの場になっている広場でした。子どもたちが遊んでいたり、ベトナム内外からの観光客がたくさんいました。
私は乗りませんでしたが、ホーチミンを効率よく観光できる「ホップオンホップオフバス」も走っていました。
21:00 ブイビエン通りを歩く
せっかくのホーチミンの夜、市内屈指のナイトスポットとして有名なブイビエン通りに行ってみることにしました。スリが多い通りらしいので気を付けて歩きます。
さすがブイビエン通り、人通りもタクシーの量も半端ないです。ちなみにここはベトナム最大のバックパッカー通りとも呼ばれてるみたいです。たしかにバックパッカー風の西洋人がめっちゃ多かった。
ブイビエン通りをすすむとどんどんギラギラしてきます。通り全体がクラブみたいです。各お店が爆音をたれながしているので、隣の人と会話もできないくらいうるさいです。イケてる風なお姉さんやお兄さんがお立ち台にたって踊っていました。
21:30 M barでカクテルを飲む
ギラギラしたブイビエン通りに疲れたので、ホテルに戻ってカクテルを飲むことにしました。
ホテルマジェスティックサイゴンには「M bar」というバーがあり、生バンドの演奏を聴きながら、サイゴン川を眺めてお酒を飲むことができるんです!
沢木耕太郎の本にもでてきた「Miss.Saigon」というカクテルも実際にここで飲むことができます。
1杯1,000円いかないくらいなのでたくさん飲んでしまいました。東南アジアの蒸し暑い夜に飲むカクテルは本当においしいです。
バーも閉店の時間になり、遊び疲れたので、ここで部屋に戻って寝ることにしました。まだホーチミンに半日しかいないのにすでに満足感がすごい。
【2日目】ホーチミン旅行記・ブログ
7:30 起床、ホテルの朝食
ホテルは朝食付きで予約をしたので、いつもの自分では信じられないほど早起きをして朝食を食べます。
朝食はビュッフェなのですが、サイゴン川を眺めながら外で食べることができます。種類も豊富で連泊しても飽きないです。
8:00 ホテルのツアーデスクでツアーを予約
ホーチミン市内から行けるツアーでクチトンネルとメコンデルタの両方に行けるツアーがあったので、当日予約できないかホテルのツアーデスクに聞いてみることにしました。
ツアーデスクに聞いてみると、クチトンネルとメコンデルタツアーは2か所回るため出発時間が朝の8:00までということでした(この時すでに8:10)。
「もしかしたら間に合うかもしれない」とホテルの方がツアー会社に電話をしてくれ、8:30出発でツアーを催行してくれることに!私とベトナム駐在の友人と二人で、貸し切りツアーになりました。人数が少ないので1人あたり151ドルかかりますが、ありがたい!!
10:45 クチトンネルと射撃場
ということで、8:30にホテルを出発、ワゴンに揺られて約2時間、ベトナム戦争の史跡「クチトンネル」に到着です。
ツアーの出発時間が遅かったからか、運転手さんはめちゃめちゃいそいでくれているみたいでした。
史跡クチトンネルはベトナム戦争時代にベトナムのゲリラが地下にほったクチトンネルが観光地化した場所です。
トンネル内には実際に入ることができます。蓋を閉じると真っ暗で閉塞感もすごくて怖いです。
ベトナムのゲリラ兵は不発弾をこんな感じで水で冷やしながら処理して再利用していたみたいです。これがいきなり爆発したらと思うと・・・命がけの作業。
クチトンネルにはベトナムで唯一の射撃場があります。ひとりあたり最低10発から実弾を買うことができます。私はAKを買ってみました。10発で60万ドン(約3,700円)です。
特に事前の説明もなく、すぐ撃てと言われます。適当さがベトナムぽいのですが、怖いしうるさいです。びびりすぎてまったく的に当たりませんでした。
13:45 お昼ごはん
クチトンネルをあとにしたら、自動的にツアーに組み込まれているレストランに連れていかれます。ベトナムの田舎道を走っていたらいきなり現れた大きなレストラン「Mekong Rest Stop」です。
ひとりワンドリンクもらえるので私はサイゴンのビール「333(バーバーバー)」を頼みました。うすいビールうまい。
食事は観光客向けなのか、揚げ物が多く、味付けもしょっぱめでした。魚の揚げ物もありました。たぶんこの水槽の中のどれかなんだと思います。なまずっぽいやつかな…。
15:00 メコン川観光
クチトンネルを出発してから車に揺られること約2時間半、やっとメコン川に到着です。それにしてもこのツアーめちゃめちゃ長距離移動するなw
Cảng du thuyền Mỹ Thoという港から、メコン川の中州の島へボートでわたります。ここの港にはカンボジア行の船もあるらしく、数日かけてカンボジアにいくみたい。いつか乗ってみたい。
この船に乗って島までわたります。船ってテンションあがりますね。
メコン川の中州にあるトイソン島という島につくと、まずははちみつティーをごちそうされます。はちみつティー、おいしいのですが、ミツバチたちがはちみつを回収しにはちみつティーに群がってくるので注意です(笑)
ちゃっかりロイヤルゼリーを購入させられたしたあとは、手漕ぎボートに乗せてもらいます。この日は雨がふっていましたが、この帽子がかなり雨をふせいでくれました。
手漕ぎボートを降りたあとは、フルーツを食べながらひとやすみです。フルーツを食べている間、ベトナム民謡を歌ってくれます。
民謡を歌ってくれた方にチップをはらわせられたったあとは、ココナッツキャンディ工場の見学になります。
キャンディを包んでいるお姉さんたち、包むスピードがはんぱなく速い。熟練してる。
試食もさせてもらいます。ココナッツの甘さが苦手なのですが、キャンディーだけでなくクッキーも売っていて、クッキーは甘くなくておいしかったので購入しました。
これでこの島の観光は終了です。それにしても観光のための動線がしっかりと確率している島だった・・・。ちゃっかりいろいろ購入してしまった。
帰りもホーチミンまで約1時間半、ベトナムは運転が荒い人がほとんどの中、ドライバーさんありがとうございました。
18:30 Le Corto でフレンチ
夜ごはんは、ホーチミンの中心街にあるカジュアルなフレンチレストラン、「Le Corto」に行くことにしました。
中にはいると、特別な日のディナーにも使えそうな雰囲気で、外国人がほとんどです。ワインリストもあり、カクテルも飲めるようです。
生ガキは6ピースで19万5,000ドン(約1,200円)。小ぶりな見た目ですが味はしっかりしていました。
オニオンスープは27万ドン(約1,600円)。すごくおいしかったのですが、生カキと比べると相対的にスープが高く感じますww
ロブスターのパスタは69万ドン(4,200円)です。ベトナムの物価を考えるとかなり高級店ですね…。
駐在の友人とは最後の夜だったのでたくさん食べてしまいましたが、どれを食べてもおいしいし接客もすてきで、ホーチミンに行ったらもう一度行きたいお店になりました。
20:30 MONTE-CARLO SAIGON でカジノ
宿泊しているホテルマジェスティックサイゴンのカジノが休業していたので、パークハイアットの中にあるカジノ、「MONTE-CARLO SAIGON」に行くことにしました。
パークハイアットホテルの外にカジノへの入り口があります。カジノ内は撮影禁止です。
パスポートをもっていくと自動的に会員証を発行してくれて、中に入れます。お酒が飲み放題になっていて、ちょっと古いスロットやルーレットのマシンがたくさんありました。(ベトナムのカジノはディーラーがいないみたいです。初心者としては気分が楽)。
私ははじめてだったので、ルーレットに100ドルかけてみました。100ドル札をルーレットのマシンにいれて、何回かまわしてみました。たぶん10回くらい回したのですが、その日は運が悪かったみたいで、1回以外は全部外れてしまい、一杯100ドルのお酒を飲んだだけの人になってしまいました…(笑)
【3日目】ホーチミン旅行記・ブログ
8:30 起床 ホテルで朝食
2泊ともホテルマジェスティックサイゴンで朝食つきプランで予約したので、3日目の朝もホテルの朝ごはんを食べました。
若干の二日酔いを覚えたので、昨日は食べれなかったフォーを食べることに!その場で調理をしてくれて、スープの味も選べます。二日酔いにはちょうどいいおいしさです◎(写真撮り忘れた…)
10:30 ベトナム戦争証跡博物館
ベトナム戦争証跡博物館は、ホーチミンの3区にある、ベトナム戦争の歴史を綴る博物館です。3階建ての建物と広場と別棟に、ベトナム戦争についての展示がされており、戦争の始まりから経緯、使われた枯れ葉剤によるあまりにもひどい影響などを、生々しい写真で見ることができます。
3階+野外展示と、見ごたえたっぷりの博物館なので、じっくり見たい人は時間に余裕をもっていった方がいいかもしれないです!
まずは入り口で入場料を払います。ひとり40,000ドン(約245円)なので、気軽に見学できますね。
受付を入り中にすすむと、さっそくベトナム戦争で使用された戦闘機や戦車が野外展示されています。
爆弾もありました。人ひとりよりでかいです。
3階建ての博物館に入る前に、コンソン島刑務所の牢獄を再現した建物に先に行くことにしました。コンソン島はベトコン(ベトナム人兵士、農民が多かった)を収容するための牢獄があり、ひどい拷問が行われていた島だったそうです。
いまはビーチリゾートになっているフーコック島も、同じように牢獄があった島だったそうですよ・・・。
実際に拷問で使用された器具も展示されています。
ギロチンまで輸入されてきたみたい。ギロチンの下部にある箱は、落ちた首がゴロンと入るためのものらしいです。合理的でこわい。
野外展示を見終えたので、やっとこさ本館に行くことにしました。本館は、とにかく戦争によるむごたらしい写真がたくさん展示されています。
かなりセンセーショナルな写真がたくさん展示されていたので、人間が傷ついてる写真を見るのが苦手な人はつらいかもしれないです。
写真だけでなくて、当時写真を撮った人によるコメントもあるのでとても勉強になる。しかも日本語で書かれているのもあってすごくありがたい。
日本人のカメラマン、石川文洋さんの展示もあった。
ということで、量・質ともにかなり重い博物館ではありましたが、ホーチミンに来たら一度は絶対に来てみたい、いってほしい場所だなと思いました。
- 入場料:40,000ドン(約245円)
- 開館時間:7:30-17:30
12:30 アオザイが買える!タンディン市場へ
タンディン市場(Chợ Tân Định)は、ホーチミン市1区にある、布や乾物、ナッツなどを扱う市場です。観光客はあまり多くなく、地元の人々が日常的に買い物に訪れる、ローカルな雰囲気があります。
ホーチミンの市場といったらベンタイン市場ですが、観光色が少ないタンディン市場に行ってみました。
タンディン市場のメインは、布売りエリアです。ベトナムの伝統的な織物から、最新のファッション生地まで、幅広い種類の布が販売されています。
アオザイもたくさん!私は姪っ子ちゃんにちびっこ用のアオザイを買うことに。1,500円ほどで、リーズナブルに購入できました。
そのほか、タンディン市場では、乾物やナッツ、雑貨など、さまざまな商品が販売されています。ベトナムのお土産を探している方にもおすすめです。
野菜もこんなにたくさん。ここはホーチミンの人たちが日常的に買い物にくるような場所なんだろな~。
絶対にアウトであろうおもちゃたちもあった。
ベトナム戦争証跡博物館に行って身も心も疲れたので、市場でご飯を食べることにしました。
私が行ったのは、「Bún Mắm cô Bông」という麺料理の食べられるお店。ミークアンやフォー以外にも、いろいろな麵料理があります!
そして一杯50,000ドン~55,000ドン(約300円~337円)というお手軽さ!
私が頼んだのは、「BANH CANH CUA」という、カニとエビが入った麵料理。フォーと比べると麺が太かったです。見た目はちょっと辛そうに見えるのですが、辛くなく、おいしかったです。お肉とかまぼこのようなものも入っていました。
カウンターの手前には、このような野菜の入ったボックスがありました。たぶん香草だろうと思い、頼んでみました。
すると、無料で箱の中から香草をとりだしてくれました!ベトナムの麺料理にはやっぱり香草といただくのが一番うまいです。いっぱいかけちゃいました。
お腹もいっぱいになったので、ホテルに帰ることにしました。お昼時だからか、市場で横になっているひとも。ベトナムのこのゆるさ、いいなあ~。
お土産も買えるしローカルな雰囲気も味わえて、安くておいしい市場メシが食べられる、タンディン市場おすすめです!
15:30 ホテルマジェスティックサイゴンのプールでだらだら
レイトチェックアウトにしてもらっていたので、ホテルのプールもまだ使えるということで、プールでだらだらすることに。
お昼過ぎ、まだまだみんな観光にでているからか、プールには誰にもいませんでした。
パラソルと椅子もばっちり。部屋からタオルをもっていかなくても、プールに備え付けのタオルを使えました。
ホテルの中庭にあるプールなので、建物のかげになっており直射日光を受けることもなく、いいかんじでした。
18:00 夕暮れ時のサイゴン川を散策
そんなこんなでホテルでだらだらしていたら、レイトチェックアウトの時間になってしまいました。宿泊料金の50%で18:00までホテルにいさせてくれるのは、飛行機が深夜発便だったのでありがたかったです。
18:00を過ぎるとホーチミンもだんだん夕暮れ時になってきます。せっかくホテルの目の前がサイゴン川だったので、ちょっと散歩することにしました。
サイゴン川、近くで歩いてみるとけっこうにおいがしました(笑)水辺沿いの散歩ってすごく気持ちいのですが、サイゴン川は遠くから眺める川なのかもとも思いました。
18:30 noir.spa で暗闇スパを体験!
noir.spaは、トリップアドバイザーでホーチミンのレストラン1位になったこともある有名なレストラン、「noir.(ノワール)」の系列のスパです。目に不自由のある方が暗闇の中で施術をしてくれるそうで、気になったので行ってみました。
というのも、ホテルマジェスティックサイゴンにもスパはあったのですが、まあまあな値段がするのに雰囲気がなんというか・・・五つ星ホテルのスパじゃないだろという感じだったので、違うスパを探してみたのでした。
ホットストーンマッサージ(Hot Stone Massage)の90分で63万ドン(約3,870円)のコースを事前にネットで予約をしてから行きました。
場所は暗闇レストランnoir.のすぐ近くで、周辺にはフランスを思わせるお店が多かったです。フランスの旧植民地だったから、昔はこのあたりにフランス人が多く住んでいたのかなと思いました。
細道を入っていくと、スパの入り口になります。
受付をすましたら、まずはロッカーでマッサージ用の服に着替えます。
着替えが終わったら、暗闇の中のベッドに案内をされます。寝転がるとマッサージ師の方が来てマッサージが始まります。目が不自由の方がマッサージをしてくれるのですが、触覚だけで凝っているところをほぐしてくれるような、丁寧な施術でめちゃめちゃ気持ちよかったです。
施術がおわったら、お部屋でお茶とデザートをいただき、コース終了です。
とてもおしゃれな空間で90分のマッサージを受けられて、しかも4,000円以下!五つ星ホテルのスパを受けるより、断然こちらのスパの方がいいなと思いました。
21:00 HILANDS COFFEEでバインミーを調達
マッサージも終わって、そろそろ空港に向かわないといけない時間になりました。が、「お腹がすいてしまったので何か食べたい!」ということで、バインミーを探すことにしました。
なのですが、夜21時ちかくになっていたので、なかなか開いているバインミーのお店が見つからず…。
そんな私を助けてくれたのが、「HIGHLANDS COFFEE」です!HIGHLANDS COFFEEは、ホーチミンにいるとちょくちょく見かけるカフェで、かなり人気なお店のようです。
中にはいってみると・・・ありました、バインミー!!そして中々にモダンな雰囲気です、現代のチェーンカフェです。店内でパソコン作業をしている人や家族連れの方などがいます。
バインミーは19,000ドン(116円)とドリンクに比べてかなりお買い得。
テイクアウトにしたら、日本のフードコートで渡されるような呼び鈴のやつをわたされました。完成まで待ちます。わくわく。
そして、来ましたバインミー!想像していたバインミーよりも細いし具材も少ないけど、116円にしてはすごく満足な感じです。
そんでもって55,000ドン(約340円)のこちらのドリンクもたのんでみました。甘いけどおいしい。
さすが、ベトナムで大人気のHIGHLANDS COFFEEという感じでした。出国前に行けてよかった!
23:20 ホーチミン発
HIGHLANDS COFFEEからタクシーでタンソンニャット空港にむかいます。市内から空港までそこまで遠くないのはありがたいですね。
23:20にホーチミンを出発するベトジェットエアの飛行機に乗って、成田空港に向かいます。7:40に成田空港に到着する深夜便でした。
ありがとうホーチミン!大満足すぎる3日間だったよ!!
最後に ホーチミンは2泊3日でも十分楽しめた!
ベトナム・ホーチミン2泊3日、さいしょは時間が足りないかな?とおもいましたが、3日間でもかなり充実した時間を過ごすことができました。
ゆったり何もしない旅も好きですが、たまには詰め込み弾丸旅行もいいものですね。
参考までに今回の旅のモデルコースをもう一度書いておくのでよろしければご覧ください。
1日目 | 8:55 成田空港発 12:55 ホーチミン着 ホテルマジェスティックサイゴンでカフェ Home kitchen Xứ Quảng で夜ご飯 ブイビエン通り M barでカクテル |
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2日目 | クチトンネルとメコンデルタツアー La Corto で夜ご飯 |
3日目 | ベトナム戦争証跡博物館 タンディン市場 ホテルのプールでだらだら noir. spa でスパ ハイランズコーヒーでひと休み 23:20 ホーチミン発 7:40 成田空港着 |
最後まで読んでくださりありがとうございました。皆さんもホーチミンのよい旅をー!